自分でデザインすると「なんか違う」が起きる理由とは?

最近は無料でもテンプレートを使用して気楽にそして簡単にデザインができるソフトが増えてきました。
デザイナーに頼まなくても形になればそれでいい!という方針の方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、自分で作ってみたところ「やっぱり何か違う」と言って依頼されるお客様もいらっしゃいます。
テンプレートを使用する場合、情報が思ったより多くなり思ったようにならない場合もあります。
「伝えたいことはあるのに、しっくりこない」その違和感の正体
ロゴ、チラシ、パッケージ、ホームページなど「がんばって作ったけれど、なんだか違う…」
実はその“なんか違う”には、明確な理由があります。
デザインはソフトが使えればいいのでは?と思われがちですが、デザイナーというのは実は形にする以前に色々と考えています。
デザインは最終的に「見える形」でご提供するので、形になる前の部分は軽視されがちですが、実は感覚ではなく「情報を設計」しています。
お客様とコミュニケーションを取ってヒアリングをすることはとても意味があることなのです。
私たちは、ヒアリングの情報をもとにお客様の目指す方向へイメージを作り上げていくわけですが、お客様も実は言語化が出来ずにフワッとしていることもあります。
実はそこに原因が隠れています。
そして、そのイメージが言語化できたとしても、「再現する方法がわからない、または上手くいかない」ということになります。
違和感が生まれる3つの主な原因
① 目的・ターゲットが曖昧
「誰に、何を、どう伝えたいか」が不明確なまま作ると、全体がぼやけます。
⇒デザインは“伝える設計”なので、そこがズレると見た目もズレることになります。
② 情報の優先順位がついていない
とにかく要素を詰め込みすぎて、何を見せたいのか分からなくなっている。
⇒目いっぱい情報を詰め込んでぎゅうぎゅうになっていませんか?
人の目の動きには流れがあります。視線誘導の設計がないと、どこから見たらよいかわからなくなってしまいます。
また、デザイナーというのは実は余白をものすごく気にします。
ご自分で制作すると、たいていここに差が出ています。
③配色・フォント・写真など「見た目の整合性」が取れていない
最も気になる点は、統一感がなく、“素人っぽさ”がにじみ出ることかと思います。
これは、「色が多すぎる、雰囲気がバラバラ、フォントがちぐはぐ」から起こります。
例えば写真画像は、解像度が足りていなくギザギザなままだったり、色の調節がされていない、またトリミングが適切でない等です。
フォントも、有料フォントを使用することで全く違う印象になります。
プロが整えるのは「センス」ではなく「設計」
デザイナーは「感覚」で作っているように見えて、実は「ロジック」で整えているのです。
だから、制作物に対して説明をすることができます。
目的・ターゲット・世界観・導線などを設計したうえで、言葉や色・配置を「読み手が受け取りやすい順番に整理している」のです。
そして適切な再現方法を選んでいます。
自作で悩んだからこそ、「やっぱり頼んでよかった」と思えるよう丸投げではなく、“一緒に整理していく”からはじめませんか?
デザインは「見せ方」だけでなく「ビジネスの伝え方」
- デザインとは、“意味を整える”仕事
- 商品や会社の「本当の良さ」を、見る人に伝える設計そのもの
- だから「なんか違う」が「伝わる」に変わった瞬間、問い合わせや売上に変化が出る
もし、「なんか違う」と感じたら、それは“センスがないから”ではありません。
伝えるための設計と整理が必要なだけです。
一緒にその“もやもや”を言葉とデザインに変えていきましょう。
